F1とは
F1とは? F1は特殊!
F1とは
F1の言葉の意味については詳しい説明がたくさん世の中にありますので、ここではまず概念をまとめたいと思います。
F1とはズバリ「選手が運転の速さを競うスポーツ」であり、「クルマ製造者の開発競争」です。この記事では2つの側面から「F1とは」を考えてみましょう。
・スポーツとして
F1は1チーム2名の選手がおり10チーム、計20名でレースを行い順位を競うスポーツです。年間のレース成績(=獲得したポイントの合計)でドライバーズチャンピオンが決まります。
他のスポーツと比べ決定的に違うのは各チームがオリジナル、いわばお手製のクルマでスポーツを行う点です。さながら「鳥人間コンテスト」のように、部活のメンバーが力を合わせて作ったクルマを使ってドライバーたちはレースを闘うのです。
・開発競争として
よって、F1は選手による運転の上手さだけでなくマシンを製作するチーム同士の闘いでもあります。各チームの2名の選手が獲得したポイントの合計がそのままチームの得点となり、コンストラクターズチャンピオンが決まります。F1ではどのチームもオリジナルのマシン製作者であり、その意味でコンストラクターと呼ばれています。
代表的なコンストラクターにはフェラーリ、マクラーレンなどがあります。
コンストラクターズの中には自動車メーカーとそうでないチームがありますが、それはまた別の機会に。
まとめ
F1とは「スポーツ」であり「開発競争」
所属チームのマシンで成績が左右されるという他のスポーツに無い特徴がある為初めはとっつきにくいですが、世界一早いマシンを作るためのチーム間の競争とそれを走らせるドライバーの闘いが大きな魅力です。